
「百聞は一見に如かず」
「百見は一考に如かず」
「百考は一行に如かず」
「百行は一効に如かず」
と言いますが、
私は解剖学の書物で学び施術していても、イメージはあるが、それ本当?っていう疑問はなくなることはありませんでした。
このたび、縁とタイミングが合って、上海解剖実習に参加することにしました。
パーソナルトレーナーは国家資格でなく、解剖学や生理学を勉強しなくても正直名乗ることは誰にでも簡単にできます。
実際全くわかってないトレーナーも少なくはないでしょう。
正直、最初は自分も理解不足はありました。
でも、その場凌ぎでなく、本気でクライアントのパフォーマンスアップ、QOLを高める為には必要不可欠な知識だと思っています。
その理解レベルをより高める為に、今回の解剖実習は本当に勉強になりました。
皮膚の厚み、脂肪のつきかた、浅層深層筋膜、筋肉の大きさや厚み、組織の弾力や質感、全て教科書では理解も感じることもできないし、イメージと違うことも多々ありました。
実習みっちり3日半は思っていたより疲労困憊でしたが、確認したかった腸腰筋、坐骨神経、足関節、頚部を自分の手で確認できたことで理解が深まったと感じています。
帰国して仕事中、トレーニング指導や施術をしてると、シースルーでクライアントの筋肉や内臓、骨が見えてきたのには凄く驚きでした。
また機会あれば積極的に勉強に行きたいと思います。
